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映画「人生の特等席(Trouble with the Curve)」を見てきた

ワクイの街の閉館間際な映画館で映画を見てきましただ。

ここ数年、めっきり映画館で見ることの少なくなってしまった我ですが(以前は年間20回くらい見ていたのだけどもね)、
アメリカ野球を題材とした?アメリカ映画には反応してしまう。
というわけで見てきたのはクリント・イーストウッド主演「人生の特等席(原題:Trouble with the Curve)」。

http://wwws.warnerbros.co.jp/troublewiththecurve/home.php

野球映画というより、父娘のヒューマンドラマがメインという感じでした。野球はあくまでも背景、題材。

MLBでも屈指と言われるスカウトマンとして名を馳せたガス(クリント・イーストウッド)は、
伝統的男社会で生きてきた典型的な偏屈親父。
PCを駆使したデータ分析によるスカウト活動など一切行わず(行えない)、時代遅れも甚だしいと
揶揄されながらも「PCに選手の特徴がわかるかー!!!(`Д´)!!!」と一蹴、
眼が悪く失明の危機に晒されているのに、周囲の「引退して専門医の治療を!」という声にも耳を貸さない。

一方、娘ミッキー(エイミー・アダムス)は法律事務所で休日返上でバリバリ働く超優秀な弁護士。
出世意欲が高く(映画の終盤近くまではそういう描写)、仕事でも恋愛でもなかなか相手に隙を見せない。
一方で父親の血筋のためか野球を見る目はそこいらの経験者よりもダントツに優れ、知識もオタク級。
頑固おやじと性格は瓜二つの頑固者。

かつてのわだかまりがあり、この親子は互いに素直になれず常にぎくしゃくしている。

そんな中、ガスは周囲の反対を押し切ってノース・カロライナへ超高校級の選手を偵察するために
ボロ車を走らせる。
ガスの親友から同行を強く懇願された娘のミッキーは、大事な仕事を間近に抱えつつ心にもやもやを抱えつつも
父親の事が心配でありあとから父親を追いかけノースカロライナへ。

この旅においても親子でさんざんすったもんだをしつつ、ミッキーは眼に異常を抱える父親のガスに代わって
選手の特徴を鋭く見抜きいつの間にやら親子二人三脚でスカウト活動状態。
その中で親子が過去のわだかまりを巡って衝突したり、お互い仕事に悩んだり、おまけにミッキーの少々不器用な恋愛ネタetc

そんな相手になかなか隙を見せない親子が、衝突と共同作業を繰り返し、恋愛(ミッキーの方だけよw)を
交えながら相手に少しずつ隙を見せていく。いつの間にか理解をし合い、結論としては二人とも(いや、三人か?)
窮地に追い込まれるものの、最後は大どんでん返しで何から何までハッピーエンド。
(非常にわかりやすいストーリー展開だったことも付け加えておきますだ)


ハッキリ言っちゃあ「なんでそうなるねん!?」という突っ込みどころもあるわけですが、
そこはアメリカの田舎を題材にした映画にありがちなゆる~いストーリ展開が全てを水に流す感じで
あくまでも親子のわだかまりを解消していく過程の偶発的な事象にすぎないわけだがら、
細かいことは突っ込んではいけないのだろうなあという感じか。
それにしても、色んな事象が少々都合よく出来過ぎているのと、娘ミッキーとかつて挫折経験のあるスカウトマンとの恋愛話が
とってつけたようなネタのようになってしまっているのがアレですが、
後者は偏屈娘の心を徐々に開かせていくための一つの題材として必要だったという事でせうか。
描写としてはやっぱりとってつけた感はあったけど。

主要キャストの気持ちにスッと入っていきやすい描写なので、見る側が偏屈視点で見なければw
ストーリーには素直に入っていけると思います。
「無いわ―」という描写が結構あるのでその分だけ現実感が乏しい面もありますが、
「ヒューマンドラマ」として見る分には楽しめるかと。



そういう意味では去年公開されたマネーボールとはやや趣が違うか。
というか、マネーボールはデータ野球を標榜するオークランド・アスレチックスのビリー・ビーン氏の
サクセスストーリーであったわけだから、全く正反対のアプローチと言う事になりますね。

更に、あちらはもっと野球の裏側と表側に突っ込んで「野球」という題材を前面に出した感じ。
この「人生の特等席」はあくまでもヒューマンドラマ主体。

アメリカの「MLB」の雰囲気を微塵なりとも味わいたい&野球ヲタクな方々には前者の【マネーボール】が
お勧めですが、純粋に映画として見る場合は一般的には「人生の~」の方が面白いかと思います。
だってさ、ほら・・・マネーボールの場合は去年も書きましたが

「超金持ち球団がズラリと並ぶ中でヤンクスの3分の1しか予算がないオークランドアスレチックス。
良い選手を育てても育てても、その選手達は数年後はお金に釣られて金持ち球団に出ていってしまう。
これじゃまるで有能選手を供給する為の『育成球団』じゃないか!そんな無い袖を振れない球団事情の中で、
金を使わずデータと知能でいかに勝つか。それがマネーボール!HRや打率、スター性やルックスに拘る
古臭い考えに固執するやつらに挑戦してやるぜい! by ビリービーン つーかブラピ」

みたいな展開なので、貧乏球団ヲタの野球ヲタな方々には涙がチョチョギレる話だとしても、一般的な視聴層としては

「(´∀`;)それって映画として面白いの???」

という印象を持たれること請け合いでしたので。。。まあ、映画を見たらまた印象も変わると思うのですが。



ただし、マネーボールの方はMLBの選手やGMの苦悩、実際のMLBの試合の描写とかがふんだんに出てきますし
(まあ試合の方は勿論演出ですが)、実際に現アスレチックスのGMであるビリービーン氏の実話を
元にした映画でありますんで、MLBの雰囲気を味わいたいという方にはこちらがオススメ。
また「ナカジが交渉しているアスレチックスってどんな(歴史を持つ)チームなの???」
「いつまでもナカジに対してもったいぶっているビリービーンってどんな奴なんだよ(`Д´)!!」
というところから入りたい方にも、こちらの方がオススメではあります。
メインキャストもブラピなので、その点からも女性には良いか。好き嫌いはあるだろうけんども。

ただし、「マネーボール」の場合はストーリーは地味であり、かつ「選手の切り売り」の描写が露骨に
描かれているので、好きな選手があのように「邪険」に扱われるのを見ていられない人には
お勧めは出来ないかも知れません。
まあ、それがMLBの現実、トレードなんて普通の出来ごとなのよ・・・という点を見るには良いのでしょうけれども。



あら、人生の特等席よりマネーボールの話になってしまっただ。

結論。「人生の特等席」はまあ野球が背景題材なので野球ファンの方は観ても良い映画だと思います。
ただし、只管野球ヲタ視点な描写を期待する方にはあまりお勧めはしないかもだ。
途中、MLBヲタクイズとか出てくるのでMLBマニアな方にも多少はくすぐる部分もあるのですが。
クリント・イーストウッドが熱演を奮っているだけでも見る価値はあると思いますし
エイミー・アダムスも偏屈親父の娘役として上手くフィットしていると思うのですが、
客層は中年男性の1人客が中心ではありました。やはり題材が「野球のスカウト」だからでせうか。

余談ですが、原題の「Trouble with the Curve」とは何ぞや???と思って見ていましたが
そのまんま「カーブは打てない」ということだったw。
スカウトのターゲットだった大物高校生の「カーブは打てない」という事実を発見したのが娘のミッキー
なのですが、これがまたこの親子の距離を近づけて行くわけ。アメリカらしいストレートな表現の仕方ですな。

ただ、冷静に考えてみると、この親子の会話や態度は常に「ストレート」ではなく「変化球」でw、
相手に対して素直に心を開けずに常に「カーブ」を投げて相手を空振りさせている、、、という
すれ違いの描写を表しているのかもしれません。
また、素直に「人生の曲がり角」に直面している登場人物を表しているとも言えるか。

「人生の特等席」という邦題になった理由は下記のサイトでプロモーションビデオを見ればすぐに
わかりますが、個人的には何となくストレートな表現の原題の方が好きではあります。
ただ、「カーブは打てない」なんていうタイトルではおそらく日本では集客は出来ないだろうから、
「人生の特等席」が良いのでせうね。

繰り返しになりますが、コチラからプロモーションビデオが見れます。
http://wwws.warnerbros.co.jp/troublewiththecurve/home.php


余談ですが、ライオンズにも「Trouble with the Curve」、はたまた「Trouble with the Fastball」な選(以下自主規制


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イーストウッド見てきました。

いつも楽しみに読ませていただいてます。

昨日、同じ映画を見てきました。
あまりにもsevenmaniaさんの感想が私のと似ていたので、
嬉しくなってしまいました。

イーストウッドの映画にしては、おおざっぱというか緻密さに欠けるというか。
彼が監督だったら、もっと違ってたのに、と思いました。

お正月に見る予定でしたが、21日で終るので(入間の映画館)、昨日行きました。
短いということは、そういうことなんだろうなあ!と思いながら。

でも、いい映画だと思いました。
老親といかにかかわるかが私の重大事である今、いちいち肯くことができる映画でした。

野茂が現役の時、何かの雑誌で、
非番の日にベンチの端っこに座り、
ひまわりの種を噛みながら試合を見る、
それが彼の最大の楽しみで、
彼にとっての「特等席」だとコメントしていたのを思い出しました。

今年も1年間、いろいろなお話を読ませて頂き、楽しい気分になりました。
ありがとうございました。
来年もよろしくお願いします。

最後に!
もし、ナカジがマネーボールの球団に入ったら、
うまくやっていけるのか心配です。
とにかく、どこの球団に行こうと、ナカジが活躍できますように。

No title

メープルさま

コメントありがとうございます。
そうですか、入間はもうすぐ上映終了なんですね。
あまり人気がなかったんですかね。我の観た映画館でもギャラリーは10人以下でした。

仰る通り、細かい描写が色々突っ込みどころでしたね。
ただまあ、この映画はそこが主体じゃないんだということなんでしょう。

>もし、ナカジがマネーボールの球団に入ったら、
>うまくやっていけるのか心配です。

色々な意味で何となくわからなくはないです。
ただ、やはり今のところあのチームが主要候補でしょうね。
決まったらまあ、ナカジのことですし何とか頑張ってくれるでしょう。
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