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「交流戦で観客が減るのはパのせいだ」と言わんばかりの貧相な発想

セ・リーグが観客動員減を理由に交流戦日程短縮を提言だとか・・・。

http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2012/12/01/kiji/K20121201004677920.html

セは巨人以外の交流戦の平均観客数がリーグ戦のソレを下回る傾向があり、交流戦試合数削減を求めているとか。
パは減らす必要ないと言っているそうで。

なんか導入時もこんな話はあったし、数年前もあったような記憶。
結局、セもパもお互いの立場が大事だから自分達に有利なように主張するってのは変わらないんでしょうから
いたちごっこと言えばそうなんでしょうが。

では、本当に巨人以外のセが交流戦で被害を蒙っているんでしょうか。
正直、我が観戦する限りにおいては交流戦は不人気といわれてもピンとこない球場もあったりするので、
とりあえず最近3年間の交流戦の観客数を調べてみました。

交流戦観客数-訂正


*手作業でカウントしたので、もしミス等があったらご指摘頂けると助かります。

すると、ある程度の傾向は見えますな。

まあ、リーグ戦と交流戦では開催時期や地方開催の割合等、条件に左右される部分もあるので
単純比較は難しいかもしれません。

ただ、それでもある程度の傾向は見えるはず。


巨人はむしろ交流戦で潤っているくらいで問題なし。レギュラーシーズンで地方開催(京セラ含む)が
8~9試合あることに注意は必要ですが、交流戦はまったく問題ない観客数でしょう。
阪神も同様に儲かってるようですが・・・。まあ、リーグ戦で甲子園を離れて京セラや神戸で主催試合を
することもあるので微妙ですが、数字上は交流戦に問題があるように見えません。

中日、広島は日程や天候などにより流動的ではないでしょうか。
2010年の中日は交流戦の数字が激しく落ち込んでますが、これは地方開催があった上に
ナゴヤで無理やり急遽組まれた中日vs日本ハムの観客6.947人という試合があったのが大きな原因です。
確かに中日は交流戦で少し減るのでしょうが、そもそも交流戦というよりも全体的にナゴヤDの観客減少傾向が見え、
名古屋都市圏の不景気による観客減少の方が大きそうな気もしますがどうでしょう?

激しく困っているのがヤクルトと横浜。特にヤクルトのマイナスが大きいですね。
交流戦で悲惨なのはこの2つだと思います。
とはいえ、今回の提言をしているのがこの2球団だとは限りませんよ。


で、今回のセの主張を正直ベースで紐解くと・・・。

正直なところ、結局今回の主張は人気の巨人戦や阪神戦が交流戦期間中は組めないから観客が減る、
だからその枠を返せってことでせうね。
(例えば、ヤクルトvs中日戦とヤクルトvs西武戦じゃ観客数はそこまで大差はないと思うので、
中日戦や広島戦を返せって事が本質ではないと思われ)

そもそも、交流戦導入時の経緯からしてパが期待したのはソコが大きかったのも事実だと思いますし、
今回セがそういう主張をするのもそうですし、どちらも突き詰めれば短絡的だなあ・・・と思いますよ。


では、たとえば交流戦を少し減らして、セに少しだけ巨人戦と阪神戦を返却すれば彼らの問題は解消するんでしょうかね。

結局、発想が「相手ファンの動員に頼って儲けよう」「対戦相手によってホームチームのファンの数が変わる」というソコ。


西武ファンならよくわかると思います。ライオンズも散々言われてきました。

「西武ドームは西武ファンよりマリーンズ、ホークス、ファイターズファンの方が多い」だの
「西武ドームはマリーンズ、ホークスの第二フランチャイズ」
「西武ファンは相手チームファンで持ってる」だの
「いくら不人気でも西武よりはマシ」「西武戦は不人気だから地方開催で良い」だの
まあ言いたい放題いわれ続けた数年前。

はっきり言って上記の批判には事実でないものも含まれてますし、まあそれは良いですが、
相手チームの人気頼り、カード選別による一時的な観客増は根本的な解決方法にはならないと
身をもって体験してきたのも我らです。
そこからどうにか脱出しようと、球団のファンサチームを中心にもがいてきたのがここ数年の話。


正直きついこといいますけど。

交流戦で大幅に観客を減らしている模様の神宮や横浜って、リーグ戦でもパの球場と人気面で変わりますかね。
正直、変わらないかあるいは下かもしれない。
実は、我も年間何度かは会社帰りに神宮に足を運ぶことがあります。
それを見ていると、交流戦を減らしたから解決するとはとても思えないのですよ。
(繰り返しますが、だからと言ってこの二球団が今回の提言を主張しているとは限らない)

実際、今回のセの提言どおりに交流戦を6試合減らしてみたところで、セの困った困った球団としては
巨人戦と阪神戦がそれぞれ1試合ずつ増えるだけでしょう?


先ほどセの球場にも足を運ぶと書きましたが、それらの球場も変わろうともがいている最中だと思います。
少なくとも、何かしら改善しようという意図は見えなくはないのです。神宮は交流戦観客数の改善傾向も見えますし。

しかし、そんな中で出てくるのが観客動員改善の為に交流戦削減案。セのお偉いはそんな貧相な発想しかないんでしょうかね。
これってさ、結局はNPB内での「巨人戦」「阪神戦」というパイの食い合いに過ぎず、NPB全体で考えると
交流戦を減らしたところで改善なんかしないんだよね、きっと。



もっと長期的に、根本的に考えないと何も変わらない。
相手チームに頼らず地元チームのファンを増やしていかないと、球場の動員数が継続的に増え続けることなんて
無理なんですよ。相手チームのファン数のコントロールは基本的にはこちらから手が出せないのだから。
例えば、
「巨人や阪神が不振で彼らが球場にこなくなりました。
そのせいで東京Dや甲子園のみならず他球場も観客数が減りました。」
これで良いわけですか???
NPB全体が巨人阪神を中心に回っていることは本音では否定しませんが、特にセはパ以上にこの2チームへの
依存が高すぎなんじゃないですか?
パはリーグ戦でもどうにか観客を増やそうという方向でやってきてますよ。。。


もっとキツイことをいうと、正直セの球場はパと比較してファンサービスやコスパは良いとは思えません。
もちろん、すべての球場でではないですが、ファンサのアイディアや質はパの球場が優れていると感じます。
そういう所で更なる改善点を見出すよりも、安易に交流戦減らしてG戦T戦返せって、そりゃ無いでしょって言いたいよ。。。


こんな偉そうなこと書いてますが、ライオンズも同じ危機に再び直面しかかっているといってもよいと思います。
ナカジが移籍濃厚というのもありますが、そろそろまた新たな戦略開拓をしないと数年前に逆戻り、という
気配すらあります。

今回は「パは不人気でセにとっては迷惑だから交流戦減らせ」の様な言い方をセ側からされてしまったので、
反論材料としてセへの批判めいた形で偉そうに書いてしまいましたが、
西武ドームだってG戦、T戦、C戦では相手チーム様様の側面は大いにあります。
また、以前も書きましたが、カードによってはホームチームのファンの数まで減る傾向が感じられ、
しかもそれを相手のせいにする人がいることも事実です。結局、問題の質はまだまだ変わらない。
これでも数年前よりはだいぶ良くなったけれども。


それはそうと、小手先の人気カード調整など根本解決策にならないんだよ。いい加減気づいてくれ、セのお偉いさんたち。。。
交流戦を24試合→18試合にしたところで、きっとセの巨人阪神以外の4チームの「年間観客数」が
その分だけ数千人~1万人くらい増える程度な気もします。
(今気付いたけど、このセの提言が実現したらきっと143試合制になるので、年間観客数は
減りますなw)
NPB内部でパイを食い合うだけで、ファンから見たら抜本的改革には全く見えないし、観客数増加案を
真面目に考えているように全く見えない。
お偉いからこんな発想しか出てこないのかと思うと心底ため息が出ますよ。こんなんでNPBの危機って乗り切れるんですかね。

こんな「微調整」に時間をかけるくらいなら、どうすれば交流戦でもう少し観客を増やせるか考えるほうに頭と時間を使ってください。

まあ、元を正せばパの下心から始まった交流戦とも言えそうなので、多少のセからのけん制は
仕方ないのかもしれませんが、パのせいにする前にもっと考えてくれと言いたいです。



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No title

微調整で済ませるわけないだろ
最終的な目的はなし崩し的に交流戦を撤廃に追い込むことだろうな
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