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選手生命を考えるのも球団や首脳陣の役目

投手の登板過多を訴える興味深いコラムを読みましたよっと。

http://number.bunshun.jp/articles/-/181803/

http://number.bunshun.jp/articles/-/82091


登板イニングや球数の過多は勿論、キャンプでの過度な投げ込み、ブルペンでの過多の投げ込み、
ハードトレーニングの強要、投手の使う側の配慮の無さを例に挙げ、日本の登板過多に警笛をならすコラム。
雨雨権藤雨権藤で知られる権藤コーチやMLBの経験がある藪コーチのコメントも交えられ、
興味深く読ませていただきました。
あと、マエケンに関するコラムも同様に興味深かったです。


日本の投手はやはりアマチュア時代から登板過多だと。


日本の野球は、アマチュアでもプロでもそうかもしれないですが・・・「気持ち」「根性」というのを
強く訴える傾向がある様に感じます。
勿論、その「気持ち」が試合を動かす力がある事は、特に外野から見て堪能させてもらっている立場として、
それが野球の魅力の一つとして否定は出来ませんが、マイナスに働いている事もしばしばある様な気もしますね・・・。


今年、牧田の登板数は55でリーグ9位。牧田の登板数と近い投手が、武田久、増井、榊原、片山、
ファルケンボーグ、森福あたりですから、牧田の登板数は一年間通して中継ぎ抑えを専門にしてきた投手と
遜色ない数字です。
パ全球団のデータを見ると、オリックスの平野が72、岸田が69とこの二人がダントツで多く、
それでいながらあの安定感ですから脅威を感じると同時に頭が下がる思いです。

ただ、投球イニング数を比較してみると、平野が83と2/3イニング、岸田が69イニング。
先に挙げた登板数で牧田に近い投手達もみなイニング数は50台ですが、それに対して牧田は
127と2/3イニングと圧倒的に多い。
勿論、1年間先発で通した投手の方がイニングなぞは遥かに多い事は事実で、200イニング超え(ダル、田中)も
二人いるほどですから、それを思えば大したことが無いように見えるかもしれませんが、
先発投手はイニング数が多い分だけしっかりと調整出来る日数を確保出来ますから、
毎日ブルペンに入る抑え投手のイニング数と単純比較することは全く無意味。


牧田のイニング数の多さは前半は先発要員であったことが理由であることは確かです。
ただし、前半戦は先発ローテに入り途中から抑えに回るという難しい役目を、ハッキリ言えばチーム事情で
ビンボーくじを引かされたと言っても過言ではないでしょう。
こんな役目、年間コンディションを計算して常に規則正しく調整しているベテラン投手であれば
非常に嫌がりそうな役目でしょうよorz。
数字だけ見ると牧田は勝敗も防御率も平凡ですが、本来なら彼はもっと給料貰っても良いくらいじゃないかとすら思う。


まあ、あくまでも牧田は一つの事例ですが、各球団見るとルーキーイヤーから登板過多に陥って
数年後にパタリと泣かず飛ばずになってしまう投手がチラホラ見られるのです。
別の要因が絡んでいる可能性もあるので誰とはハッキリと申し上げませんが、ライオンズにもいるし
ホークスは・・・。摂津なんてすごいよねぇ、新人時代からあの登板数でよく崩れる事も無く持ってるよ。。。


チーム事情はわかるのですが、それでも不安を抱かざるを得ない使われ方はありますよね。
今年の牧田の使い方に関しては、チームとして少々情けなささえ感じたくらい。
最後の方はもう限界寸前で、あの10月18日なんか「前日のQVCであれだけ投げているのに、なんでこの試合も
牧田じゃないといけないの?」とさえ思いましたよ、我は。
皆は「牧田でダメなら仕方無い」と言いますし登板した以上はそう考えなきゃ仕方ないのですが・・・、
首脳陣も最初からそういう考えだったのかな?
最後はチーム全体の必死なバックアップもあり感動物語のエンディングで終わったものの、
意地悪な見方をしてしまうと、上手く精神論にすり替えてしまった様にさえ思えたくらい。

まあ、あの日は岸とか経験豊富で実力もある投手がベンチに入っていたはずなんだけどね、実際は。
彼じゃダメでしたかね。もうあの試合の最後は色々な選手をつぎ込むものと思っていたのですが我は。


例え登板過多でも、選手側から「嫌だ」と言い出す事はなかなか出来ないでしょう。
言ったらさあ大変。すぐにマスコミに晒され、「首脳陣批判」「反逆」「共に戦う気持ちが無い」
「そんなのはチームじゃない」「闘志無きものは去れ」「選手は常に全力100%で当然。限界まで戦え」と
ファンも含めた方々からバッシングを浴び、下手をすればペナルティさえ課されてしまう日本の野球。
そういう問題を抜きにしても、自ら退場する事でチャンスを失う事やチームに影響を与えることを恐れ、
言いだせないのが現状ではないかなと。

こんなの、コンディショニングを管理する側と使う側の責任も大だと思うのですよ。

工藤がかつて(ライオンズ黄金時代に)、優勝争いの佳境の時期に登板過多を首脳陣に訴えてバッシングを浴びたんでしたっけ。
勿論チームのモチベーションに関わる事ですし、言い方等々に問題はあったかもしれないのですが、
後に工藤が西武からFAで移籍する際に練習環境の問題が背景にあったとマスコミの報道で
見た記憶があります。今となってはよくわかる気がします。
(当時は裏切りとしか思えなかったけどもw)

選手からすれば、身を委ねる球団にそういうものも当然求めてしかるべき事でしょう。
FA移籍=裏切り云々で済ませる問題ではなく。


これは投手に限らず、野手にとっても同じ事です。

野手も色々な故障と戦うのが常でしょうが、自分から「もうヤバいです」ということはかなりの勇気が必要だと
思いますね。自ら「ヤバい」と言う時は本当にヤバイ時なんだろうなと。
特に野手については1ポジションにレギュラーは1名のみ。ポジション競争はある意味投手よりシビアですから余計にね。

この点で、選手のコンディションを見抜くトレーナーやコーチの管理責任はやはり非常に重大。
選手の補充や監督責任ばかりが指摘されますが、トレーナーやコーチの整備や練習環境の改善って
大事だと思うんですよ。
(コーチ一つを見ても土井さんが来年も打撃兼ヘッドですか・・・?こういう兼任の仕方は良いんでしょうかね?
この点に関してはデーブ時代の方が分業出来ていて良かったのかもね。。。)

そういう環境を整備することが、選手の流出にも繋がるんじゃないかな。
今年や来年の陣営がどうだっていう話ではなく、重視してほしいと思っています。


牧田の話に戻りますが、彼が先発に戻ると聞いて少々安堵したのは我だけではないはず。
ただ、現状では投手の台所事情が苦しい事に変わりはありませんので、先発中継ぎ抑え共々
誰かが悲鳴を上げない事を祈っていますが・・・。既存戦力の底上げが急務なのは、勝つためでもあるけれど
他の投手の負担を減らす点でも重要ですよ。果たしてどこまで進むかな。。。

それと、大石の現状が凄く気になります。
木村と雄星が今オフはオーストラリアに派遣されましたが、本来は大石も派遣されてしかるべきメンバーのはず。
彼を獲得した以上は復活させるのもライオンズの役目です。どこか異変が起きているならば、来季も焦らず
頑張ってほしいものですが。選手生命に関わる事だと思いますので。。。


2009年のグラマン、今年のブライアンと計算していたクローザーが開幕直後に離脱という結果に終わり、
監督としては少々不運なシーズンでもありましたが、だからこそ特にキャンプ中のトレーニングの
環境や内容、選手のコンディショニングチェックは重視していただきたいと思います。
そこを怠ってシーズン入ってから使うだけ使いましょうってのは無しでお願いしたいですよ。

牧田がオフシーズンに十分なリハビリとトレーニングも出来ずに、春キャンプでいきなりブルペンで投げ込みとか、そんな事にならない様にしていただきたいです。新人王を獲った選手でも2年目は非常に大事。
当たり前ですが、正月超えたら選手のイベントは一切無しでお願いしたいですね。


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使いすぎです!

牧田のオフのイベントの多さ・・・
尋常ではありません(`´)。
オフとはいえ、誰かが、身体のケアの視点からストップをかけてもらいたいです。

檻の、平野岸田も最終盤には緊急的な使い方もされて、疲れがたまっていましたね。
ホークスの、斉藤和巳コーチも、典型的な「太く短く」でしたね。

今年のルーキーは他球団もよく投げているので、心配ですね。




No title

tamboさま

仰る太く短くはやはり首脳陣、球団として避けるべき責任と思います。
勿論、選手側の体力や能力がついていかずにそうなることも有るでしょうが、
NPB全体を見渡すと余りにも突貫処置的と形容せざるを得ないような、
眉を潜めたくなる使い方もありますね。
まあ、その選手の置かれた立場もありますから一概には言えませんが。

牧田のイベント、予備校なんか彼である必要があったんですかね?

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