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マネーボール見てきました

西武ドームでも結構あれこれとPR活動をしていた映画「マネーボール(ブラピ主演)」を見てきましたよっと。


<映画の感想>
昨日は公開2日目でしたが、座席の埋まり方は10%以下・・・。
映画館がウチの地元近くの新興住宅街でして、結構辺鄙な場所にあることを考慮しても
ロードショー2日目でそれはうぬー。


まあ、よくよく考えてみればこの映画の趣旨は


「超金持ち球団がズラリと並ぶ中でヤンクスの3分の1しか予算がないオークランドアスレチックス。
良い選手を育てても育てても、その選手達は数年後はお金に釣られて金持ち球団に出ていってしまう。
これじゃまるで有能選手を供給する為の『育成球団』じゃないか!そんな無い袖を振れない球団事情の中で、
金を使わずデータと知能でいかに勝つか。それがマネーボール!HRや打率、スター性やルックスに拘る
古臭い考えに固執するやつらに挑戦してやるぜい! by ビリービーン つーかブラピ」


みたいな。
選手にFAで多々出ていかれては次世代選手を育成し、その選手がまた出ていかれては・・・を
目の当たりにしている西武ファンならばなんだか涙がちょちょぎれそうなお話なんですが、一般的には

「(´∀`;)それって映画として面白いの???」

というような第一印象になったとしてもまあ無理はないかも。。。
考えてみれば日本の野球場でのPRも西武ドーム以外でやってましたかね。


まあ、内容はもっとハードコアwでして 、ごく若干のネタばれになりますが


「ヒットなんていらない。全ては出塁率だ!」
「バント、盗塁は禁止だ!(←アウトを自動的に与えるor与えるリスクがあるから) 相手がバントをしたら2塁封殺なんて無視して迷わず一塁へ投げろ!」
「守備?んなもんどうとでもなるんだよ!とにかく出塁だ!」
「抑えは実績も無い自信もなさげだけどあいつでいい!データが示してる!(←牧田みたいな投げ方する投手)」
「トレードは選手が可哀想??それがプロだ!あいつもこいつも売り飛ばして、あの掘り出し物を今のうちに安く買いたたくぞ(`∀´)グゥエッヘッヘー!!!」

とまあ、若干の脚色が入っているのかどうかわかりませんが、こんな感じでして。


これは2002年のオークランドアスレティックスを描いた実話ですので、それだけに
特にバントや盗塁&守備無視、抑えは実績の無い選手、さらに選手をドンドン切り売りしていく内容に
西武ファンが見ると・・・

「(ノД`)ヤメテ~!!!盗塁とバント軽視なんてヤスと原タクが可哀想じゃない~!それに守備&抑え軽視&
選手の切り売りってトラウマが!現実感がよみがえるぅぅぅぅぅ」

という悲鳴が聞こえてきそうになってしまうアレな内容なんですが、あくまでもこの話を「数ある戦略の一例(実例)」として楽しむのが良いかと思われます。


まあそんな現実感やらトラウマやらを抜きにして見ると
「お金の無いチームが勝つための泥臭い物語でコレ実話」「お金のない球団のGMってこんななんですよ」
「おかげでビリービーン氏(つかブラピ)苦悩しまくり」「ていうかMLBのボールパークの雰囲気ってやっぱり良いよね」
というストレートな部分を素直に見れば、ある程度共感出来る部分もあり面白い内容ではありました。
実話ですからリアリティはありますしね。


ただ、ストーリーの大半はビリービーン氏(つかブラピ)の苦悩話で占められていて
野球ファンとしてはマネーボール理論(=セイバーメトリクス)を導入したことで
どう変わっていったかっていうのをもっと深く描いて欲しかったなあと思ってしまいましたがね。
2時間以上も上映時間があっただけに。。。

あ、それにブラピもオーラは相変わらずなんですが歳はとったなと・・・。



<以下、映画というか「マネーボール」理論そのものについての感想>

そんなこんなの実話をそのまま描いた、マネーボール理論に着目した映画ではあったんですが、
現実として面白いのは、そんなオークランドアスレティックスから
最近では盗塁王がしっかり出ていたり犠打を多用したりしている事実なんですね。


この理論は言ってしまえば
「打率、HR、盗塁、犠打に比べて軽視されがちだった」「出塁率を一番重視した」「既成概念に捉われない理論」で「お金を使わなくても過小評価されている選手を上手く掘りだし、有効活用して勝利する方法論」です。
この理論をアスレティックス以外のチームが追従していくにつれて、掘り出し物だった選手(出塁出来るのに過小評価されていた選手)が掘り出し物ではなくなっていき、結局マネーボールとマネーボールが対抗してしまう→またあれやこれやと新たに戦術を練らないと勝負にならない、というのが現実。


その一方で、マネーボールでは否定されていた守備や盗塁等の価値が再分析され、それらの価値を見出す新たな指標が色々と出現しているっていう事実もあります。 そもそもMLBでも全球団がこのマネーボールに追従しているるかっていうと、それはそれで疑問。
(因みに盗塁の例をとってみても、MLBのタイトルホルダーは70盗塁とかですので、米国で盗塁が軽視されているわけでは全く持ってありません。守備に関しては言わずもがな。)


このマネーボールについて、MLB経験のある長谷川滋利氏が語っておりましたが

「マネーボールは四球を選ぶetcでアウトになるリスクを回避し、勝利へ導く為の理論。でもこれだけでは見る立場からすれば辛いし、それ以外の進歩が無い。結局パワー&スピードベースボールとのバランスが必要」

てのが一番的を射ているのであらうなというのが実態ですな。

結局、このマネーボールは「既成概念に風穴を開けた戦術の一つ」であり、「全てにおいて絶対視されるものでは無いもの」として見るのが良いのではないかと思います。


我もOPS(出塁率+長打率で野手の全ての能力が測れる)の様な数字を絶対的なものとして信奉する傾向はあんまり好きではないですね。数字以外の部分に夢や楽しみを見る部分もあるわけでね(古い、低レベルと言われるかもしれませんが)。
それに、出塁率っていう数字はまだ軽視されているかもしれないですが、出塁することに対してはNPBでは
「試合の流れ」の中では重視されているんじゃないですかね。
「3ボールから見送る日本人選手」「3ボールでも打てるボールは打ってくる外国人選手」てのは
対比としては面白いかと。自己犠牲で出塁重視っていう傾向では、むしろ日本人選手の方が強いでしょう。

とはいえ、日本には未だに「打率3割1流、それ以下2流」の様な、ある意味で打率信奉風潮もあることはあり、
はたして「打率.300と打率.298ではチームの勝利への貢献度と言う点でどれだけ違うのか?」
「じゃあ打率.300で出塁率.340は1流で、打率.298 出塁率.350は2流なのか?」という疑問も
頭に浮かぶ事は事実ではあります。

まあベースボールは絶え間なく変化していくものですから、10年後に評価指標がどうなっているかは
わかりませんし、そこを楽しむのもまた醍醐味なんでしょうけどね。


結論としては、この映画を見る場合はMLBの雰囲気を楽しむのと、球団の裏側に潜むブラピの苦悩話を同情的に楽しむのが良い様で、かる〜い気持ちで見るのが一番良いのではないかと思いまっせ。
この映画を素直な目線で見ると、あなたもMLB観戦に行きたくな~る~(´∀`)。
埼玉西武の実情と照らし合わせて深く考えすぎてはいけませんw


長々と大変失礼いたしました。ああ、MLB見に行きたいな。。。我は2005年に見に行ったのが最後です。。。


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見に行きます。

うちのダンナが、この映画を見に行きたいと言っていたのですが、
この記事を読んで、私も見たくなりました。
一緒に行ってきます!

No title

こんにちわ。
マネーボール、僕も見ました。
映画としてどうだったかは、コメントし難いですが、ブラピ目当てで映画を見に行っていたと思われる女性の方たちは「つまらない」を連発していました。

この作品、「西武ドーム」「マツダzoom」「横浜スタジアム」のビジョンでファンを目の前に公開したら、恐らく涙し共感する人が続出するんじゃないですかね笑
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